[読書メモ]『新富裕層の研究』
- 読書
- 2017/04/14 Fri 07:50
p8
大きな変化は、既存の富裕層にはピンチかもしれませんが、これからチャレンジする人にはチャンスとなります。
p18
新しくコンテンツを作らなくても、すでに存在するコンテンツをうまく編集するだけで、十分な価値が生まれる時代になっているのです。
p22
社会の地殻変動
p24
大藪氏は、「人は従業員という立場のままでは究極的に幸せになれない」と述べており、リスクを取って、自分の裁量で仕事ができるようになってはじめて、本当の満足感が得られると考えています。[…]少人数のチームで事業を立ち上げたり、それを運営することが物理的に可能となっているからです。/まとまった人員を確保し、大きなオフィスをかまえなければ事業ができない時代では、こうした発想は出てきません。身ひとつで、Web サーバーさえあれば、事業が始められるネット環境があってこと、こうした新しい概念が現実のものとなるわけです。
p98
所得税について言えば、全体の 4% にすぎない高額所得者が、税金の半分を納めている計算になります。
p115
節税というのは、世間一般で言われているほど、簡単に実施できるものではありません。大きな効果を得ようと思った場合には、グレーゾーンに限りなく近づいてしまいます。
p134
日本は諸外国に比べ、特に起業環境が劣悪ですから、起業を希望する人は年々減少しています。
p191
大きな資本の代わりに必要とされているのは、アイデアと IT スキルということになります。つまり、資本集約型のビジネスではなく、知識集約型のビジネスです。
p195
米国では、イノベーションをもたらくような職種の仕事(たとえば先進的ネット企業のエンジニアなど)が1件増えると、その地域のサービス業で5件の雇用が生まれると言われています。
p203
ちなみに、2014 年における日本人の法定外労働時間、つまり残業時間は過去20 年で最長を記録しました。
p223
ただ突飛なことを言えばよいわけではありません。一見、無謀に見える行動でも、その配備には何としてもビジネスを立ち上げたいという熱意があるからこそ、相手を動かしている面があるのです。