[読書メモ]『7つの習慣 最優先事項』

p50
モノは効率的に扱える。しかし人に対しては、効率的ではなく効果的に接しなくてはならない。

pp56-57
一つはっきりしていることがある。今やっていることをやり続ければ、今得ているものしか得られない、ということだ。「同じことをやり続けて、違う結果を期待する」のは健全な考えではない。

p76
たいていの健康問題がライフスタイルに関係していることはよく知られている。しかし、心臓発作などのように極端な「人生の目覚まし時計」を体験しないかぎり、「自分だけは大丈夫」と思い込んで生きているものだ。めったに運動はしない、食生活は適当、睡眠も十分にとらないなど、好き勝手な生活を送っていて、病気になったら医者に治してもらえばよいと思っている。

p132
人生の質を高める鍵は、コンパスにある。私たちの日々の選択にあるのだ。

p168
内面の奥深くに赤々と燃える「イエス」があれば、重要でないことに「ノー」と言うのは簡単である。

p270
単なる娯楽ではなく、再新再生、内省、心身のリフレッシュの日を週に1日とる。

p280
原則中心の生き方が「応急処置」でないことは明らかだ。

p329
ガンジーは「人生のある部分で悪い行いをしているのに、別の部分で良い行いをしようとしても無理である。人生は分割できない一つの全体なのだから」と語っている。

p330
他人はだませると思うかもしれない。自分自身すらだませると思うかもしれない。しかし、どれか一つの役割で不誠実な態度でいたら、ほかのすべての役割に影響が及ぶのである。

p338
何でもコントロールできると思うのは、幻想である。自分は物事をコントロールできていると思っている人は、基本的には自然の法則や原則を十分に理解し、身につけていることもあって、自分が物事を起こしているのだと自負している。しかし実際には、彼らが自然の法則や原則に従っているから、物事が起きるのである。

p379
人が本心から Win-Win を考え、相手を深く理解しようとし、対立するのをやめて問題解決にエネルギーを注ぎ始めると、シナジーが起きる。その効果は絶大である。

p428
成功は必ずインサイド・アウトでなされるものである。まずはあなた自身から始めなくてはならない。

p431
上司が信頼できない人なら、オープンなコミュニケーションがいっそう重要になる。

p433
ミスが起こる理由はいろいろあるが、人がミスを犯したとき、そのミスだけを単体で見ていたら、本当の原因はわからない。その一つのミスは、あなたのチームや組織の文化全体に関与する問題としてシグナルを発していることもある。

p475
プライドは、心に宿る強力な寄生虫である。

p476
プライドという毒を消してくれる解毒剤は、謙虚さである。

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