沖縄に行った際に観てきた。本作はすでにビデオで鑑賞しており、その感想を以前書いた。

[映画][レビュー] “Snowden” – 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/2017/01/27/film-review-snowden/

できれば観たことがない作品を観たかったんだけど、沖縄では時間的・場所的制約からミニシアターにしか行けず、仕方なく2回目の鑑賞をしてきた。まあ、映画館で観るとまた違った印象になるかもしれないしね。

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ドキドキワクワクする映画。

すごくセンスがいい作品だなと思った。オシャレ。主演がジョセフ・ゴードン=レヴィットなのも、理由の一つかもしれない。

口べたな主人公をソーシャルな恋人が手助けする感じが、うちの夫婦の感じと似ていて親近感を持てた。

本作は最高の「脱サラ映画」としても見れる。仕事を辞めたとき、スノーデンが “This is a good thing.” と言っていたが、これを「辞めてよかった」と訳してあるのがうまい。

嫌な上司を、見た目から「キャプテン・アメリカ」と呼んだジョークは面白かった。同時に、キャプテン・アメリカはアメリカの象徴だ。主人公を監視し抑圧する存在(=上司)として配役していあるのが、なかなかハイレベルだ。

後で分かったことだが、カメラマンの女性は、“Citizenfour” の監督である。いろいろ繋がっているのが面白い。

ちなみに、前回ビデオで本作を観て以来、ルービックキューブをちゃんと練習している。今度こそマスターできるかな?

平日の夜に観に行った。客は 10 人。

評価:5/5

鑑賞日:2017-3-21(火)19:45~22:10
映画館:シネマパレット
スクリーン:シネマ1
料金:1700円
字幕版(字幕:中沢志乃;なかざわ しの)