沖縄で結婚式に参加してきた

弟が結婚することになった。家族だけの小さい結婚式にしたいということで、沖縄での挙式となり、私もワイフと一緒に参加してきた。私とワイフは早めに沖縄に行って観光し、1泊だけ新婚夫婦が用意してくれたリゾートホテルへ宿泊&結婚式。その後また数日家族と観光をした。

沖縄は高校の修学旅行で初めて行った。その後就活で沖縄に行った(7年ぐらい前)。就活中だというのに、4つの映画館に行けたのはよかった(大学院生時代で一番映画館通いをしていた頃だ)。

私は沖縄にたいして興味がない。基本的に暑いところより、寒いところが好きだ。ラテン的、アジア的な「荒々しい感じ」よりも、北欧のような雰囲気が好き。沖縄に行くぐらいなら、北海道に行きたい。それに、今回は連れがいるのでたいして映画館も行けなさそう。また、私は「結婚式は茶番にすぎない」と思っている(後述)。そんなわけで、何も期待せずに、仕方なしに行ってきた。

天候としては微妙な時期で、どういう格好で行けばいいのか難しかった。調整しやすい服にした。実際、ずっと歩くと汗が出るが、風が強い日が多かったので肌寒かった。曇りや雨の日ばかりだったので、薄着はできない旅行だった。雨がたくさん降るときもあり、現地で折りたたみ傘を買った。

市内を走るモノレールは切符に印刷された QR コードをタッチすることで改札を通過する。以前来たときもそうだったっけ? タッチだけなので、到着駅で切符を返却する箱が置かれているが、私は記念に持って帰った。

旅行中に話した沖縄の人は店員が中心だけど、一部明るい人がいる一方、愛想の悪い人が多い気がする。一般化はできないとはいえ、平均的な「おもてなし」力が低いと感じた。その意味で沖縄は田舎だ。おもてなし力が低いと田舎に思える。京都が都会的に感じるのはおもてなし力が高いからだ。私は都会が好きだけど、都市構造だけでなく、人のメンタリティーにおいても都会が好きである。

2つのビジネスホテルに泊まったが、まあ安いところだったので、クオリティーは期待できなかった。1泊だけ泊まれたリゾートホテルは、もちろん最高だった。リゾートホテル的なところはディズニーリゾート以外ではほぼ泊まったことがないので、いい経験ができた(各ホテルのレビューはまた改めて書く予定)。

さて、結婚式はどうだったか。私は自分の結婚式が人生初の結婚式参加だった。しかも、奥さんがクリスチャンなので「リアルな結婚式」である。200 人参加者がいるような、普通の人が味わえないような特殊な結婚式だった。知らない人ばかりで楽しめなかった覚えがある。

そして今回が初めての「普通の結婚式」となる。参加してみて思ったのが、やはり「結婚式は茶番だ」という私の考えを変えることはできなかった。スタッフの動きがカッチリとマニュアル化されているのが明らかで白けちゃうし、そのくせ無駄にお金が掛かる。チャペルも綺麗だったけれど、逆にすごく人工的に思えた。式を挙げる人が次々にいるらしく、ベルトコンベア式に急かされている気もした。参加人数が少ないわりにスタッフが多すぎて、その人たちのせいで緊張してしまう。私の結婚式はもっと手作り感で温かみがあったが、前述のようにそれはそれで面白くなかった。

形骸化した結婚式を挙げるぐらいなら、役所に書類を出すだけにして、新婚旅行で普段行けない所へ行った方が、よっぽどお互いにとって思い出になると思うんだけど、どうだろう。まあ本人が幸せだと思うのなら別にいいんだけど・・・。実際私のワイフも、今回の弟の奥さんも、夢が叶って幸せそうだった。

一つ面白かったことといえば、コロ助のぬいぐるみを持って、こっそり一緒に写真を撮っていたら、「コロ助がいるぞー!」という雰囲気になり、式場のカメラマンに写真を撮られたり、新婚夫婦がコロ助を持っているところをで写真を撮ったりしたことだ。

さて、旅行自体はどうだったか。私は旅行好きである。学生時代からちょくちょく国内、海外を問わず、さまざまな所に行っている(数えると 13 カ国行っていた)。しかし、今回分かったのは私は「旅行好き」ではなく「一人旅が好き」ということ。人と旅行するのってフラストレーションが溜まる。レンタカーの運転のことや荷物のこと、準備の手際などで家族と何度も揉めた。一人だと無駄な観光などせずに映画を観たり、日程や体力的に多少の無理もできる。結婚すると一人旅がなかなかできなくなった。。。

そうそう、旅行においてもコロ助が活躍した。各所で「コロ助が旅行している」感じで写真を撮ったのは楽しかった(「ぬい撮り」というやつだね)。撮影中にギャルに「かわいい!」と言われたりした。コロ助の宣伝ができたかもしれない!?

なんだかんだで、不満をたくさん書いてしまった。まあ、いろいろと教訓も学べた旅だったのでよかったと思う。映画も1本なんとか観れたことだし。

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