[映画][レビュー]『マリアンヌ』
- 映画
- 2017/02/22 Wed 10:53
確定申告が終わり、自分へのご褒美として映画館に行ってきた。しかも2ヶ月ぶりの映画館である(こんなにスパンがあいたのは何年ぶりだろうか・・・)。
一番観たい『ドクター・ストレンジ』・・・をあえて外して、『マリアンヌ』だ。たくさん映画館に行くなら片っ端から観るけど、最近は映画館に行かなくなったからこそ、作品選びに気を付けなくてはいけない。去年は「どうしても観たいもの」だけを観た結果、大作ばかりのつまらないセレクションになったのだ。だから、どうせなら家でわざわざ観ないような作品にした。『ドクター・ストレンジ』は映画館で観なくてもどうせ家で観る。『マリアンヌ』だと家ではスルーしているタイプの作品だ。
映画『マリアンヌ』大ヒット上映中!
http://marianne-movie.jp/
ロマンスがメインかと思えば、結構ハードな戦闘シーンや空襲シーンがあった。内容的にもハラハラドキドキ。最後はボロボロ泣き。大満足だった。ワイフを大事にします!
ブラッド・ピットがフランス語を練習しているシーンを観ていると、語学マニアとしてフランス語が勉強したくなってしまった(フランス語は一度挫折しているけど)。映画館の帰りにフランス語のテキストを2冊購入!
不満がないこともない。たとえば、近所のおばちゃんが窓からのぞいてくるシーンで、偽装夫婦だとばれないようにキスをするんだけど、ブラピがほんとはおばちゃんがのぞいていないときまで、「おばちゃんがのぞいている」と言ってキスをする。そこでカメラがわざわざ窓を映すんだよ。あれは映さなくていい。観客は嘘をついてキスをしたことぐらい分かっている。他にも、回想シーンのプレイバックも不要だ。プレイバックしてくれなくても、観る方はちゃんと覚えている。こんな感じで、親切な見せ方なのは分かるけど、逆に言えば観客を馬鹿にしているようにも思えてしまう。
また、音楽が今っぽすぎるところがある。『ボーン』シリーズ的な音楽が雰囲気に合わないと思う。
エンドロールの主要俳優、監督等がすごく大きい字。アリバイ的に小さい字で書いてあるエンドロールとは大違い。
評価:5/5
久しぶりの映画館ということで、新メニューの「ファカッチャサンド」とやらを食べてみた(テリヤキチキン味)。まずくはないけど、あのクオリティーで 500 円は高い。
鑑賞日:2017-2-21(火)12:55~15:10
映画館:TOHOシネマズ名古屋ベイシティ
スクリーン:プレミアスクリーン2
料金:1400円(会員サービスデー)
字幕版(字幕:松浦美奈)