私は人付き合いが得意なほうではないので、大勢でワイワイするのは好きじゃない。飲み会、パーティー、キャンプや体育といったことはごめんである。でも会社に入ると「コミュニケーション能力」が重視され、私のような人は人付き合いの悪いヤツ、コミュ障、仕事のできないヤツといったレッテルを貼られる。

『内向型を強みにする』(マーティ・O・レイニー、パンローリング、2013)を読んだ。人には内向型と外向型の人がおり、社会は外向型の人向けにできているので内向型は苦労するよね、という内容である。ものすごく勇気付けられた。ぜひ世の中の「分かっていない連中」にも読ませてやりたい。

本書では、交友関係、仕事、夫婦生活、子育てなどあらゆる側面において、内向型人間がどうサバイブしていくか、具体的な提案がしてある。

私にとっては世の中の見方がガラリと変わる本だった。

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